高風亮節
読み方:こうふう りょうせつ
意味
気高く清らかな人格・品行のこと。「高風」は高尚な風格や人柄、「亮節」は明らかで堅い節義・操をいう。私利私欲にとらわれず、正しい信念を守る人物の徳をほめて用いる。
由来
中国後漢代の歴史書『後漢書』に由来する故事成語とされる。後漢の人物・王龔の高潔な人柄をたたえた文章に見える「高風亮節、足以激貪立懦(その高い風格と清らかな節操は、貪欲な者を奮い立たせ、臆病な者を立ち上がらせるに足る)」に基づく。成立は5世紀頃。
備考
主に人物の人格・節操を非常に高く評価する、改まった表現である。日常会話より、人物評・追悼文・歴史的な文脈などで用いられやすい。
補足
- 「高風良節」と書くのは誤り。正しくは「高風亮節」。
- 「亮節」の「亮」を「涼」と書き換えない。
例文
- 彼は利益よりも公共のために働き続けた、高風亮節の士として人々に敬われている。
- 不正を拒み、信念を曲げなかった彼女の態度には、高風亮節の趣がある。
- 後世に名を残す人物には、才能だけでなく高風亮節も求められる。
分類
類義語
対義語
- 卑俗浅薄
- 低俗卑劣