風雲変幻
読み方:ふううんへんげん
意味
風や雲の形が次々に変わるように、世の中の情勢・時局・事態などが、予測しにくいほどめまぐるしく変化すること。特に、政治や社会、国際情勢などの動きが激しく定まらない様子をいう。
由来
「風雲」は風と雲、転じて世の中の情勢や時勢を表し、「変幻」は姿や状態が次々に変わることを表す。これらを組み合わせ、風や雲のように情勢が絶えず変わる意で用いる漢語的な四字熟語である。特定の一つの中国古典を典拠とする故事成語としての成立時期は明確ではない。
備考
主に「風雲変幻する情勢」「風雲変幻の時代」のように用いる。自然現象そのものより、政治・社会・経済などの先行きが定まらない激しい変化を表す比喩として使われる。
誤用・混同注意
- 「風雲万丈」と混同しない。「風雲万丈」は人生や境遇の変化が激しいことをいう別の四字熟語。
- 「風雲変化」とは通常いわず、正しくは「風雲変幻」。
例文
- 国際情勢は風雲変幻であり、長期的な見通しを立てるのは容易ではない。
- 風雲変幻する業界で生き残るには、変化を素早く捉える力が必要だ。
- 選挙後の政局は風雲変幻の様相を呈し、連立協議の行方が注目された。
分類
類義語
対義語
- 恒久不変
- 安定不変
- 泰平無事