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鞅掌不暇

読み方:おうしょう ふか

意味

仕事や用事が非常に多く、休む時間や余裕がまったくないほど忙しいこと。特に、公務や職務などに追われて、絶えず働いている状態をいう。

由来

「鞅掌」は、中国最古の詩歌集『詩経』小雅「北山」にある「或鞅掌於王事(あるいは王事に鞅掌す)」に由来する。『詩経』の詩篇は西周から春秋時代、紀元前11~6世紀ごろに成立したとされる。「鞅掌」は本来、馬具の胸がい・手綱を手にして馬を扱う意で、転じて忙しく働く意となり、「不暇(暇がない)」と結び付いてこの語になった。

備考

やや硬い文語的な表現で、文章語として用いられることが多い。「鞅掌不暇の日々」「鞅掌不暇を極める」のように使う。「鞅」は常用漢字ではないため、読みに注意する。

補足

  • 「鞅掌」は「おうしょう」と読み、「ようしょう」などとは読まない。
  • 「応接不暇」と意味は近いが、「応接不暇」は来客・手紙・問い合わせなどへの応対に追われる場面を中心にいう。

例文

  • 年度末は決算と監査への対応が重なり、経理部は鞅掌不暇の日々を送っている。
  • 災害発生後、自治体の職員たちは避難所の運営や物資の手配に鞅掌不暇であった。
  • 新店舗の開業準備が始まってからというもの、店長は鞅掌不暇を極めている。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字