靡衣玉食
読み方:ひい ぎょくしょく
意味
華美で上等な衣服を身につけ、おいしいぜいたくな食事をとること。転じて、物質的に豊かでぜいたくな暮らしを送ることをいう。ぜいたくにふける生活を、やや批評的・戒める意味合いで述べる場合にも用いる。
由来
中国古典に由来する語。「靡衣」は華美な衣服、「玉食」は玉のように貴重で上等な食事を意味する。「玉食」は中国古典『書経』などにも見られる語である。四字熟語「靡衣玉食」としての特定の初出・成立年代は明確ではないが、古い漢語表現を基にした熟語である。
備考
主に文章語として用いられる。「靡」はここでは「なびく」の意味ではなく、華美であることを表す。近い語に「錦衣玉食」があるが、別の熟語である。
補足
- 「靡衣」を「びい」と読まない。読みは「ひい」。
- 「錦衣玉食」と混同しない。意味は近いが、別の四字熟語である。
例文
- 彼は靡衣玉食を求めるよりも、質素で落ち着いた生活を選んだ。
- 成功を収めた後も靡衣玉食に溺れず、研究と社会貢献に励んだ。
- その物語は、王侯貴族の靡衣玉食の暮らしを華やかに描いている。