青天白日
読み方:せいてん はくじつ
意味
澄み渡った青空と、明るく白く輝く太陽のこと。そこから転じて、心や行為に少しもやましい点がなく、きわめて潔白であることをいう。また、隠されていた事実が明るみに出て、明白になるという意味でも用いる。
由来
中国の正史『宋史』に見える語とされる。「青天」は雲のない青空、「白日」は明るく輝く太陽を表し、その曇りのない景色を人の心の潔白さや事実の明白さにたとえた。『宋史』は元代の至正3年(1343年)に編纂が始まり、至正5年(1345年)に完成した。
備考
比喩としては「潔白」「明白」の意味で用いるのが一般的である。「青天白日旗」は中華民国に関わる旗の名称だが、四字熟語自体は政治的な意味に限られない。「晴天白日」とも表記する。
別表記
- 晴天白日
補足
- 「白日」を「はくにち」と読むのは誤りで、通常は「はくじつ」と読む。
- 単に晴れた天気だけを表す語と誤解されがちだが、潔白さや事実の明白さを比喩的に表すことが多い。
例文
- 監査の結果、不正は見つからず、彼が青天白日の身であることが確認された。
- 調査報告書を公開して、事故が起きた経緯を青天白日の下に明らかにした。
- 冤罪の疑いが晴れ、彼はようやく青天白日の身となった。
分類
類義語
対義語
- 不正不潔