雲竜風虎
読み方
うんりょう ふうこ
意味
雲が竜に従い、風が虎に従うように、同じ性質・志・才能をもつ者同士が自然に引き合い、集まって協力すること。特に、優れた君主や指導者のもとに有能な人材が集まり、互いに力を発揮することにもいう。
由来
中国の古典『易経』の「乾卦・文言伝」にある「雲は竜に従い、風は虎に従う(雲従竜、風従虎)」に由来する。万物はそれぞれ同類のものに従い、引き合うという思想を表した言葉である。『易経』およびその伝は西周から戦国時代、前漢期にかけて成立・整理されたと考えられるが、正確な成立年は不明。
備考
文章語・漢文調の表現で、日常会話ではあまり用いない。「雲従竜、風従虎」として引用されることも多い。竜と虎が争う意味ではなく、同類や好相性の者が引き合う意味である。
例文
- 改革を志す指導者のもとに有能な人材が集まった様子は、まさに雲竜風虎である。
- 二人は志と能力がよく響き合う、雲竜風虎の関係だ。
- 優れた研究者が集い、新技術を生み出したことは雲竜風虎の好例といえる。
類義語
対義語
- 水火不容
- 格格不入