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水火不容

読み方:すいか ふよう

意味

水と火が互いに相容れないことになぞらえ、二者の性質・立場・利害などがまったく対立し、共存したり折り合ったりすることができないさまをいう。人間関係や組織・思想などの対立にも用いる。

由来

中国の歴史書『漢書』に見られる表現に基づく故事成語とされる。水と火は本来、接すれば互いの性質を損ない、同時には成り立ちにくいものであることから、両者が決して相いれないことのたとえとなった。『漢書』は後漢の班固らにより1世紀末から2世紀初め頃に編纂された。

備考

主に「水火不容の仲・関係」「水火不容となる」の形で用いる。単なる意見の違いではなく、妥協や共存が困難なほどの激しい対立を表す。

誤用・混同注意

  • 「不容」を「不用」と書かない。
  • 「水火不相容」は同義の五字表現であり、四字熟語としては通常「水火不容」を用いる。

例文

  • 両社は市場戦略をめぐって水火不容の関係にあり、共同事業の実現は難しい。
  • 兄と弟は政治的な考え方が正反対で、近年は水火不容といってよい状態だ。
  • 部署間の対立を水火不容のまま放置すれば、組織全体の業務に支障が出る。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字