風雲際会
読み方:ふううん さいかい
意味
天下の情勢が大きく変わろうとする時に、優れた人物が現れ、才能を発揮できる絶好の機会に巡り合うこと。転じて、人物・才能・時勢などの条件がうまくそろい、大きな事業や活躍が可能になることをいう。
由来
中国古典の『易経』乾卦・文言伝にある「雲は竜に従い、風は虎に従う。聖人作りて万物覩る」という趣旨に由来するとされる。風・雲を世の大きな変動や英雄出現の兆しにたとえ、英雄と時勢・好機とが出会う意になった。『易経』は西周から戦国時代(おおむね紀元前11世紀~前3世紀)にかけて成立したとされるが、「風雲際会」という四字の定型がいつ成立したかは不詳。
備考
「風雲」は単なる天気ではなく、世の中の大きな変動や英雄出現の兆しを表す。多くは「風雲際会の時(機)」「風雲際会する」の形で、歴史・政治・事業などの大きな転機について用いる。
別表記
- 風雲際會
補足
- 「風雲再会」は誤り。人との再会ではなく、好機に巡り合う意の「際会」を用いる。
- 単に天候が荒れること、または雲や風が出会うことを表す語だと誤解しない。
例文
- 社会改革を求める機運が高まり、若い政治家にとって風雲際会の時が訪れた。
- 新技術と市場の需要が重なったことは、その企業にとってまさに風雲際会の好機だった。
- 乱世に風雲際会した英雄は、民衆の支持を集めて大きな功績を残した。
分類
類義語
対義語
- 不遇
- 好機を逸する
この四字熟語に使われている漢字
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