雲壌月鼈
読み方:うんじょう げつべつ
意味
二つの物事・人の間に、比べものにならないほど大きな差や隔たりがあること。「雲壌」は雲(天)と地、「月鼈」は月とすっぽんを表し、どちらも著しい違いのたとえである。
由来
中国語由来の「雲壌(天と地)」という隔たりの大きさを表す語と、日本で親しまれてきた「月とすっぽん」の比喩に通じる「月鼈」を重ねた表現とされる。特定の中国古典に見える成句ではなく、現在の形がいつ成立したかは明確ではないが、近代以降に四字熟語として定着したと考えられる。
備考
主に能力・品質・規模などの著しい差を強調する際に用いる。鼈は「すっぽん」の意で、読みは「うんじょうげつべつ」。日常会話では「月とすっぽん」「雲泥の差」のほうが一般的である。
別表記
- 雲壤月鼈
補足
- 「雲上月鼈」と書くのは誤り。正しくは「雲壌月鼈」。
- 「月別」と書くのは誤り。正しくは、すっぽんを意味する「月鼈」。
- 「うんじょうげっべつ」「うんじょうつきべつ」ではなく、通常は「うんじょうげつべつ」と読む。
例文
- 両社の研究開発力には、雲壌月鼈の差がある。
- 趣味で始めたばかりの私と、世界大会の優勝者とでは、実力は雲壌月鼈だ。
- 外見は似ていても、この模造品は本物とは雲壌月鼈の品質である。