雄才大略
読み方:ゆうさい たいりゃく
意味
人並み外れて優れた才能と、スケールの大きい計画・はかりごとを備えていること。特に、国家や組織を導くほどの卓越した能力と戦略的な見通しをもつ人物をほめていう。
由来
中国の歴史書『漢書』武帝紀の「賛」に見える語。後漢の班固が1世紀ごろに編纂した『漢書』で、漢の武帝の才能と大きな政策構想を「武帝之雄才大略」と評したことに由来する。「雄才」は卓越した才能、「大略」は大きな計画・戦略をいう。
備考
主に為政者・経営者・軍事指導者などを、格調高く称賛する文章語。「大略」はここでは「おおよそ」ではなく、大きな計画・戦略の意で、「たいりゃく」と読む。
誤用・混同注意
- 「大略」を「だいりゃく」と読むのは誤りで、正しくは「たいりゃく」。
- この語の「大略」を「おおよそ」という意味だけで解するのは不適切で、この場合は大きな計画・戦略を指す。
例文
- 彼は雄才大略を備えた指導者として、新しい事業の基盤を築いた。
- 乱世を治めるには、目先の利益にとらわれない雄才大略が必要である。
- 歴史家は、その君主の雄才大略と強引な政策運営を併せて論じた。
分類
類義語
対義語
- 無能無策