英明果断
読み方:えいめい かだん
意味
知恵や判断力に優れ、物事の道理や状況をよく見極めたうえで、ためらわずに決断し実行すること。また、そのような人物や態度をいう。「英明」は知能・見識が優れていること、「果断」は決断力があり、思い切って行動することを表す。
由来
「英明」と「果断」という、ともに漢語である二語を結び付けた表現である。特定の一つの中国古典に由来する故事成語としての典拠は明確ではない。いつ頃成立した四字熟語として定着したかも確定していないが、漢文調の語として人物、とくに君主・指導者の優れた資質を評する際に用いられてきた。
備考
主に君主、政治家、経営者など、判断力と実行力を備えた人物をほめる改まった表現。「果断」は単なる強引さではなく、適切な判断に基づく決断を含む。
別表記
- 英明果斷
補足
- 「英明果敢」と混同しない。「果敢」は勇敢に行動する意が中心で、「果断」は的確に決断する意が中心である。
例文
- 新社長は市場の変化を正確に読み、英明果断な改革を進めた。
- 危機的な局面では、英明果断に方針を決められる指導者が求められる。
- 彼女の英明果断な対応のおかげで、問題は大きくなる前に解決した。
分類
類義語
- 賢明果断
- 明察果断
- 才気煥発
対義語
- 優柔不断
- 暗愚
- 愚昧