阿諛奉承
読み方
あゆ ほうしょう
意味
相手、特に権力や地位のある人の気に入るように、必要以上にほめたり、意向に合わせたりして、こびへつらうこと。「阿諛」も「奉承」も、相手に取り入ろうとしてへつらう意を表す。
由来
中国の語に由来する四字熟語です。「阿諛」はおもねりへつらうこと、「奉承」は相手の意向を受け入れて機嫌を取ることを意味します。まとまった表現としては、明代・17世紀前半ごろの白話小説『酔醒石(すいせいせき)』第八回に用例があるとされます。
備考
強い非難・否定的な含みをもつ語で、単なる礼儀や社交的なお世辞には通常用いない。主に文章語・硬い表現として使われる。
例文
- 部下の率直な意見より阿諛奉承ばかりを喜ぶ上司では、組織は健全に育たない。
- 彼は取引先に阿諛奉承することなく、問題点を丁寧に伝えた。
- 権力者の周囲に阿諛奉承する者が集まると、誤った判断が見過ごされやすい。
類義語
対義語
- 剛直不阿
- 正直無私
- 公明正大