鉄石心腸
読み方:てっせき しんちょう
意味
鉄や石のように堅固で、容易に動かされない心や意志のこと。また、人情に動かされない冷酷な心のこと。
由来
中国の正史『宋史』の「趙鼎伝」に見える語に由来する。南宋の政治家・趙鼎が、権力者からの圧力にも屈しなかった強い意志を表す文脈で用いられたとされる。『宋史』は元代、1340年代(至正年間)に編纂された。鉄と石を、堅く変わらない心のたとえとした表現である。
備考
主に文章語・硬い表現として用いる。「冷酷で人情味がない」という意味に限定されず、信念の強さや不屈の精神を表すのが基本である。
補足
- 「鉄心石腸」と混同されることがあるが、語順の異なる関連表現である。
例文
- 彼は周囲の反対や批判を受けても鉄石心腸を貫き、改革案を実行した。
- 困難な交渉をやり遂げるには、多少の鉄石心腸が必要になることもある。
- 彼女の鉄石心腸ともいえる決意が、長年の研究を完成へと導いた。
分類
類義語
この四字熟語に使われている漢字
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