金碧輝煌
読み方:きんぺき きこう
意味
金や碧玉(へきぎょく)のような美しい色彩が、まばゆく光り輝くこと。特に、宮殿・寺院・建築物・室内装飾などが金銀や宝石、鮮やかな彩色で飾られ、非常に豪華で華やかなさまをいう。
由来
中国の明代、16世紀に成立したとされる呉承恩『西遊記』第四回に見られる語。「金碧」は金と碧玉、または金色と青緑色の美しい彩りをいい、「輝煌」は光り輝いて華やかなことをいう。これらを合わせ、きらびやかに輝く豪華な建築・装飾を表す成語となった。
備考
主に建築物や室内、装飾の豪華さをほめていう語である。「金碧」は単に金色だけでなく、碧玉や青緑を含む華麗な色彩を指す。日常会話より文章語・説明文で用いられやすい。
誤用・混同注意
- 「金璧輝煌」と書くのは誤り。「碧」は青緑色の美しい玉を表す字であり、「璧」とは異なる。
- 「輝光」と取り違えない。正しくは「輝煌」。
例文
- 王宮の内部は金碧輝煌たる装飾で満たされ、訪問者を圧倒した。
- 修復を終えた本堂は、金碧輝煌の姿を取り戻していた。
- 映画の舞台美術は金碧輝煌で、古代王朝の繁栄を印象づけた。
分類
類義語
対義語
- 質素倹約
- 質実簡素