金石為開
読み方
きんせき いかい
意味
真心を尽くし、強い意志をもって取り組めば、金属や石さえ開かせるほど、どんな困難なことでも成し遂げられるというたとえ。誠意や努力を重ねることの力をいう。
由来
中国の史書『後漢書』「広陵思王荊伝」にある「精誠所加、金石為開(精誠の加わる所、金石も為に開く)」に基づく。後漢(25~220年)の事績を記した書で、同書は南朝宋の范曄が5世紀前半(およそ432~445年)に編纂した。誠を尽くせば金属や石さえ動かせる、という比喩から生まれた。
備考
「金石も為に開く」と訓読することもある。日常会話ではやや硬い表現で、努力・誠意を強調する文章、スピーチ、座右の銘などで用いられる。
例文
- 新製品の開発は難航したが、彼女は金石為開の信念で試作を重ね、ついに完成へこぎ着けた。
- 地域の理解を得るには、金石為開というように、担当者が誠意をもって説明を続けることが大切だ。
- 何度不合格になっても、彼は金石為開の気概で練習を続け、念願の舞台に立った。
類義語
対義語
- 意志薄弱
- 無気力