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釈根灌枝

読み方:しゃくこん かんし

意味

物事の根本・本質を捨てたり軽んじたりして、枝葉末節のことにだけ力を注ぐこと。重要な点と些末な点との優先順位を取り違える、本末転倒のたとえ。

由来

「釈」はここでは「捨てる・放つ」、「灌」は「水を注ぐ」の意。「根を捨てて枝に水を注ぐ」という、草木を育てるうえで本末を誤った不合理な行為を比喩にした語である。特定の中国古典における確実な初出・成立年代は明らかでない。

備考

日常会話ではほとんど用いない硬い表現。「本末転倒」や「枝葉末節にとらわれる」のほうが現代語では通じやすい。

補足

  • 「釈」を「解釈する」の意味に取って、根本を解明し枝葉を潤すという肯定的な意味に誤解しない。ここでは「捨てる」の意。
  • 「灌」を「観」「管」などと書き誤らない。

例文

  • 見栄えだけを整え、製品の安全性を後回しにするのは、まさに釈根灌枝である。
  • 売上の数字だけを追って顧客の信頼を損なえば、会社の経営は釈根灌枝に陥る。
  • 試験対策で解法の丸暗記ばかりをさせ、基本原理を教えないのは釈根灌枝だ。

分類

類義語

この四字熟語に使われている漢字