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進退失拠

読み方:しんたい しっきょ

意味

進むことも退くこともできず、どう行動すべきかのよりどころを失って、身動きが取れない状態になること。方針や立場が行き詰まり、対応に困ることをいう。

由来

中国の史書『三国志』魏書「袁紹伝」の裴松之注が引用する『献帝伝』に見える「将軍挙事不詳、進退失拠、衆離親叛、雖悔何及」という文に基づく。内容の時代は後漢末から三国時代(2世紀末〜3世紀初頭)で、『三国志』自体は3世紀後半に成立した。「拠」は、判断や行動のよりどころの意。

備考

文章語的で、困難な立場や方針の行き詰まりを表す際に用いる。「進退窮まる」「進退両難」と近いが、「拠」を失う点に重点がある。

別表記

  • 進退失據

例文

  • 資金繰りが悪化し、追加融資も受けられない会社は進退失拠の状態に陥った。
  • 双方に配慮しようとして方針を曖昧にした結果、彼は進退失拠となった。
  • 撤退すれば信用を失い、継続すれば損失が増えるため、経営陣は進退失拠に苦しんでいる。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字