自由自在
読み方:じゆう じざい
意味
他から束縛・制限されず、自分の思うままに行動したり、物事を思いどおりに扱ったりできること。能力や技術を十分に身につけ、状況に応じて思いのままに使いこなすという意味でも用いる。
由来
中国の禅宗史書『景徳伝灯録(けいとくでんとうろく)』に見られる語とされる。『景徳伝灯録』は北宋の景徳元年(1004年)ごろに成立した禅僧の伝記・語録集で、「自由」も「自在」も、仏教・禅の文脈では執着や束縛から離れ、妨げなく振る舞える状態を表す語であった。後に一般に、自分の思いどおりに行動・操作できる意味で定着した。
備考
「自由自在に」の形で、副詞的に用いることが多い語です。単に好き勝手にするというより、能力・技術によって思いどおりに扱えるという肯定的な文脈でよく使われます。
補足
- 「自由自裁」は誤りです。正しくは「自由自在」です。
- 「自分勝手」と同義ではありません。技術を思いどおりに使いこなす意味でも用いられます。
例文
- 彼女は英語を自由自在に操り、海外の取引先とも円滑に交渉した。
- 熟練した職人は、さまざまな道具を自由自在に使いこなす。
- このソフトを自由自在に扱えるようになるには、基礎的な操作を覚える必要がある。
分類
類義語
対義語
- 不自由
- 束縛
- 拘束
- 制約