逆来順受
読み方
ぎゃくらい じゅんじゅ
意味
自分に降りかかる不幸・困難・不利な境遇などを、逆らって嘆いたり取り乱したりせず、成り行きとして落ち着いて受け入れること。「逆来」は災難などがやって来ること、「順受」はそれを素直に受け取ることをいう。
由来
中国・北宋時代(11世紀)の儒学者、張載(ちょうさい、号は横渠)の語録『張子語録(横渠語録)』に見える語とされる。「逆らい来たるものを順に受ける」という考え方から、避けがたい苦難を平静に受け止める意を表す四字熟語となった。
備考
困難を冷静に受け入れる態度を褒める語だが、不正や理不尽に無批判で従うという意味ではない。現代では「逆来順受の精神」「逆来順受する」のように用いる。
例文
- 予期せぬ人事異動にも、彼は逆来順受の姿勢で新しい職務に取り組んだ。
- 祖父は病気による生活の変化を逆来順受し、できることを一つずつ続けていた。
- ただ逆来順受するだけでなく、不当な扱いには改善を求める姿勢も必要だ。
類義語
対義語
- 怨天尤人
- 不平不満