赤縄繋足
読み方:せきじょう けいそく
意味
男女が結ばれる縁は、前世からすでに定められているということ。また、そのように運命づけられた男女の縁をいう。月下老人が赤い縄で将来夫婦となる男女の足を結ぶという故事に基づく。
由来
中国・唐代、9世紀ごろに成立したとされる李復言の怪異小説集『続玄怪録』の「定婚店」に由来する。韋固という人物が月夜に老人(月下老人)と会い、老人が夫婦になる男女の足を赤い縄で結んでいると聞いた故事である。この話は宋代の類書『太平広記』にも収録された。
備考
「赤い糸で結ばれる」という現代的な表現の背景となった故事として知られる。日常会話ではやや硬く、結婚や恋愛における運命的な縁を文学的に述べる際に用いる。
例文
- 遠く離れた土地で育った二人が出会い結婚したことを、祖母は赤縄繋足の縁だと喜んだ。
- 何度も偶然に顔を合わせた二人には、赤縄繋足とも思える不思議な巡り合わせがあった。
- 小説では、主人公たちの結末を赤縄繋足の運命として描いている。
分類
類義語
- 赤い糸
- 前世の縁
- 宿縁