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豪放不羈

読み方:ごうほう ふき

意味

気性や振る舞いが大胆でのびのびとしており、世間の規則・慣習・他人の評価などに縛られないこと。また、そのような人柄。褒め言葉として用いられることが多いが、文脈によっては、無遠慮・放埓であるという含みを伴うこともある。

由来

中国の正史『北史』張彝伝に見える、張彝が若いころ「豪放」で、宮廷内でも何事にもはばからなかったという記述に由来するとされる。「豪放」は大胆でこせこせしないこと、「不羈」は馬をつなぐ綱(羈)がない、すなわち束縛されないことを表す。『北史』は唐代の7世紀に編纂された歴史書である。

備考

主に人の性格・態度・作風などを形容する。格式ばらない大胆さを評価する語だが、無責任さや粗野さをほめる語ではない。日常会話より文章語・評言で用いられやすい。

誤用・混同注意

  • 「不羈」は「束縛されない」の意であり、「不機」や「不気」と書くのは誤り。
  • 単なる無作法・無責任を無条件に肯定する語ではなく、大胆で束縛されない気質を表す。

例文

  • 彼は豪放不羈な性格で、年齢や肩書にかかわらず誰にでも率直に接した。
  • その画家の豪放不羈な筆致は、当時の画壇に強い衝撃を与えた。
  • 豪放不羈を個性と取り違えて、周囲への配慮を欠いてはいけない。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字