諂諛追従
読み方:てんゆ ついしょう
意味
人の機嫌を取るために、心にもないことを言ってへつらい、その人の意見や命令に自分の考えもなく従うこと。権力者や目上の人にこびて、迎合する態度を批判的にいう語。
由来
「諂諛」は中国由来の漢語で、へつらい、こびること。「追従」も中国由来の漢語で、他人の意向に従って迎合することをいう。この二つの近い意味の語を重ねた四字熟語である。正確な初出の文献・成立年代は特定しにくい。
備考
主に批判的な意味で用いる。「追従」はこの語では一般に「ついしょう」と読む。「阿諛追従(あゆついしょう)」も、ほぼ同じ意味でよりよく使われる。
誤用・混同注意
- 「追従」を「ついじゅう」と読むのは誤りで、この語では「ついしょう」と読む。
- 「阿諛追従(あゆついしょう)」と混同されやすいが、両者は別の四字熟語であり、意味はほぼ同じ。
例文
- 部下には、上司への諂諛追従ではなく、問題点を率直に伝える姿勢が求められる。
- 権力者の周囲が諂諛追従する者ばかりになると、誤りを正す機会が失われる。
- 彼は諂諛追従を嫌い、相手が誰であっても自分の意見を冷静に述べた。