花言巧語
読み方
かげん こうご
意味
言葉を美しく飾ったり、もっともらしく巧みに言ったりして、相手を喜ばせたりだましたりすること。また、そのような実質の伴わない口先だけの言葉をいう。一般に、相手を信用させようとする不誠実な言葉という否定的な意味で用いる。
由来
中国・南宋の儒学者、朱熹(1130~1200)の語録『朱子語類』に見える表現とされる。同書は朱熹没後、弟子らによって13世紀後半ごろに編纂された。「花言」は華やかに飾った言葉、「巧語」は巧みに取り繕った言葉を指し、内容より口先のうまさで人を動かそうとする言葉を表す。
備考
通常は、人をだますための甘く巧みな言葉という否定的な意味で使う。「巧言令色」「甘言蜜語」と近いが、花言巧語は特に、飾り立てた口先だけの言葉をいう。
例文
- 彼は花言巧語を並べて契約を急がせたが、内容を十分に確認する必要がある。
- 花言巧語に惑わされず、相手の実績や提案の根拠を冷静に見極めよう。
- 候補者の花言巧語ではなく、具体的で実現可能な政策を判断材料にすべきだ。