検索

義正辞厳

読み方:ぎせい じげん

意味

道理・主張が正しく、そのための言葉遣いや論調もきわめて厳正で力強いこと。「義」は人として守るべき正しい道理、「辞」は言葉、「厳」は厳格・厳しい意。正当な根拠に基づき、きっぱりと厳しく意見を述べる場合にいう。

由来

中国・南宋の詩人、張孝祥(1132~1169)の文章「明守趙敷文」に見える「義正辞厳、足以発明某之本心」に基づくとされる。12世紀ごろに成立した表現で、「道理が正しく、言辞が厳正である」という意味から、日本でも四字熟語として用いられるようになった。

備考

主に文章・声明・批判・意見などの論調を評する語。単に言い方がきついことではなく、主張の道理が正しいことが前提となる。「義正しくして辞厳し」と訓読することもある。

別表記

  • 義正詞厳

誤用・混同注意

  • 単に口調が厳しいだけの意味だと誤解しない。正しい道理・正当な根拠を伴うことが必要である。

例文

  • その声明は不正の根拠を具体的に示しており、まさに義正辞厳な内容だった。
  • 会長は義正辞厳たる口調で、法令違反を決して見過ごさないと述べた。
  • 相手を感情的に非難するのではなく、義正辞厳に問題点を指摘することが大切だ。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字