納諫如流
読み方
のうかん じょりゅう意味
他人からの忠告やいさめ(諫言)を、水がよどみなく流れるように素直に受け入れること。「納諫」は君主などが臣下・他人の諫めを受け入れること、「如流」は流れる水のように滞りがないことをいう。主に、指導者が批判や助言を謙虚に聞き入れる態度をほめていう。由来
中国の元代(13~14世紀)の雑劇、金仁傑(きんじんけつ)作とされる『追韓信(ついかんしん)』第三折に「為人君、納諫如流(人君たる者は、諫めを納るること流るるが如し)」と見える。君主は臣下の忠言を滞りなく受け入れるべきだ、という政治思想を表した語である。備考
本来は君主が臣下の諫言を受け入れる場面に用いた語。現代では、上司・組織の長・政治家などが批判や助言を謙虚に聞く態度を評して使う。単なる「何でも言うとおりにする」という意味ではない。例文
- 社長は現場社員の厳しい意見にも耳を傾け、納諫如流の姿勢で経営改善を進めた。
- 指導者には、自分を批判する声であっても納諫如流に受け止める度量が求められる。
- 彼女は助言をすぐ実行に移す納諫如流の人なので、周囲から信頼されている。
類義語
- 従諫如流
- 虚心坦懐
- 聞過則喜