検索

粗衣淡飯

読み方:そい たんぱん

意味

粗末な衣服を着て、あっさりした簡素な食事をとること。転じて、ぜいたくを避けた質素な暮らしぶりをいう。自ら進んで簡素な生活を送る場合にも、生活が苦しいために質素な生活を強いられる場合にも用いられる。

由来

中国で、粗い衣服を意味する「粗衣」と、味付けや内容が簡素な食事を意味する「淡飯」を並べて作られた表現である。宋代(10~13世紀)ごろには、「粗茶淡飯」など、質素な食生活を表す近い言い回しが文献に見られる。「粗衣淡飯」そのものの厳密な初出は、資料によって明確に定まらない。

備考

「淡飯」は「たんぱん」と読む。単に貧しい生活を指すだけでなく、ぜいたくに頼らない清廉・質素な生き方をほめる文脈でも使われる。

誤用・混同注意

  • 「粗衣淡食」と混同して、「そいたんしょく」と読まない。
  • 「淡飯」を「たんはん」と読まず、標準的には「たんぱん」と読む。

例文

  • 祖父母は粗衣淡飯の暮らしを守りながら、子どもたちの教育には惜しみなく力を注いだ。
  • 山中の庵で粗衣淡飯の日々を送った経験が、彼の価値観を大きく変えた。
  • 粗衣淡飯をよしとする彼女だが、客人を迎えるときには心のこもった料理を用意する。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字