笑止千万
読み方:しょうし せんばん
意味
非常にばかばかしく、笑ってしまうほどあきれたことである、という意味。相手の言動・主張・態度などを、まともに取り合う価値がないほど愚かで不合理だとして、強く非難・嘲笑する際に用いる。
由来
「笑止」は「笑うべきこと」「ばかばかしくてあきれること」を意味する語で、「千万」は程度が非常に甚だしいことを強める語である。この二語を結んで、「きわめて笑うべきこと」の意になった。特定の中国古典に出典をもつ故事成語ではなく、日本語として中世から近世にかけて定着した慣用的な漢語表現とされる。成立時期を特定できる単一の典拠は不明。
備考
強い軽蔑や非難を含む硬い表現で、日常会話ではやや古風に響く。相手へ直接使うと侮辱的になりやすいため注意が必要。「笑止千万にもほどがある」の形でも用いる。
別表記
- 笑止千萬
補足
- 読みを「しょうしせんまん」とするのは一般的ではなく、慣用的な読みは「しょうしせんばん」。
- 「笑止千番」は誤り。正しくは「笑止千万」。
例文
- 根拠も示さずに他人を非難するとは、笑止千万な話だ。
- 失敗の責任を部下だけに押し付けるとは、笑止千万にもほどがある。
- 彼はその言い訳を聞いて、「笑止千万だ」と一蹴した。
分類
類義語
対義語
- 感服至極
- 称賛に値する