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言語道断

読み方:ごんご どうだん

意味

本来は、仏の悟りのような深遠な境地は言葉で説明できず、心で考え及ぶこともできないという意味。現在では主に、あまりにひどくて言葉も出ないこと、まったく許しがたいことを強く非難していう。

由来

仏教語。「言語の道断え、心行の処滅す(げんごのみちたえ、しんぎょうのところめっす)」を縮めた語で、真理・悟りの境地は言葉や思考では捉えられないことを表した。大乗仏教経典『維摩経』に結び付けて説明される。原典の成立はおおむね1〜2世紀ごろ、鳩摩羅什による漢訳は後秦の406年ごろとされる。

備考

本来は「言葉では表せない深い悟り」をいう仏教語だが、現代では「あまりにもひどい」「もってのほか」という非難の意味で使うのが一般的。強い語なので、相手を厳しく批判する場面で用いる。

別表記

  • 言語道斷

補足

  • 「言語同断」と書くのは誤り。正しくは「言語道断」。
  • 通常の読みは「げんごどうだん」ではなく「ごんごどうだん」。
  • 本来は悟りの境地を表す語であり、非難の意味だけが本義ではない。

例文

  • 公金を私的に流用するとは、言語道断だ。
  • 事情を確かめずに他人を中傷する行為は、まさに言語道断である。
  • 貴重な文化財を故意に壊すなど、言語道断と言わざるを得ない。

分類

類義語

この四字熟語に使われている漢字