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笑容可掬

読み方

しょうよう かきく

意味

笑顔が顔いっぱいにあふれ、両手ですくい取れそうなほど、にこやかであるさまをいう。「笑容」は笑った顔、「可掬」は手ですくえるほど豊かなこと。非常にうれしそうな表情や、満面の笑みを表す。

由来

中国・明代の長編小説『三国志演義』に見える表現で、第九十五回の「孔明見之、大喜、笑容可掬、扶起姜維(孔明はこれを見て大いに喜び、笑みを満面にたたえて姜維を助け起こした)」が出典としてよく挙げられる。『三国志演義』は羅貫中作と伝えられ、14世紀後半から15世紀前半ごろに成立したとされる(現存する代表的な刊本は1522年)。

備考

日常会話よりも文章語・やや格調高い表現として用いられる。「掬」は文字どおり笑顔をすくう意味ではなく、笑みがあふれるほど豊かなようすをたとえる語。

例文

  • 合格の知らせを受けた彼女は、笑容可掬の表情で家族に報告した。
  • 久しぶりに孫と再会した祖父は笑容可掬、何度もうれしそうに頷いていた。
  • 新製品が好評だと聞いた社長は、笑容可掬として社員をねぎらった。

類義語

対義語

  • 愁眉苦顔
  • 愁眉不展
  • 愁眉苦臉

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