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盲人瞎馬

読み方:もうじん かつば

意味

盲人が盲目の馬に乗り、しかも夜中に深い池のそばへ近づくように、危険を避ける手段も状況を判断する手掛かりもなく、きわめて危うい状態にあること。また、危険を顧みない無謀な行動のたとえ。

由来

中国・南朝宋の劉義慶編とされる5世紀前半の逸話集『世説新語』「排調」に見える「盲人騎瞎馬、夜半臨深池(盲人が盲馬に乗り、夜半に深い池へ臨む)」に由来する。「瞎」は目が見えない意で、この危険極まりない情景を四字に縮めた語である。

備考

非常に危険で無謀な状況を強く批判・警告する硬い表現。現代では「盲人」という語が障害を表す語として配慮を要するため、日常会話より文章語・故事成語として用いられることが多い。

誤用・混同注意

  • 「瞎」を「喝」「割」などと書かない。「瞎馬」は「かつば」と読む。

例文

  • 十分な調査をせずに巨額の投資を決めるのは、まさに盲人瞎馬というべきだ。
  • 地図も通信手段もないまま夜の雪山へ入るなど、盲人瞎馬の行為である。
  • 情報が錯綜し、指揮系統も機能していない現場は盲人瞎馬の状態にあった。

分類

類義語

この四字熟語に使われている漢字