百花斉放
読み方:ひゃっか せいほう
意味
多くの花がいっせいに咲くように、芸術・学問・思想などの多様な分野や流派が、自由に活動して盛んに発展すること。特に、さまざまな意見や創作が並び立つ状況をいう。
由来
中国の政治家・毛沢東が1956年(昭和31年)5月ごろに掲げた「百花斉放、百家争鳴」という文化・学術政策の標語に由来する。文学・芸術では多様な表現を、学術では異なる学説を自由に発展させるという趣旨で用いられた。1957年には、この標語に基づく運動が広く展開された。
備考
本来は中国の「百花斉放、百家争鳴」という政治的標語の一部。現在の日本語では、政治的文脈に限らず、芸術・学問・文化が多彩に栄えるという肯定的な意味で使われる。
別表記
- 百花齊放
例文
- この文学賞は新人からベテランまで参加し、まさに百花斉放の趣を見せている。
- 自由な研究環境が整えば、多様な学説が生まれ、学問の世界は百花斉放となるだろう。
- 地域の祭りでは伝統芸能と現代アートが共演し、百花斉放の文化イベントになった。
分類
類義語
対義語
- 言論統制
- 一極集中