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百家争鳴

読み方:ひゃっか そうめい

意味

多くの学派・学者・専門家などが、それぞれの立場から自由に意見や学説を発表し、活発に論争すること。転じて、多様な意見や主張が一斉に現れ、議論が盛んになる状況をいう。

由来

中国の春秋・戦国時代(紀元前8世紀~紀元前3世紀ごろ)に、儒家・道家・墨家など多くの思想家・学派が論争した「諸子百家」の状況にちなむ。現在の四字句としての「百家争鳴」は、中国で1956年ごろに毛沢東が掲げた文化・学術政策「百花斉放、百家争鳴」によって広く定着した近現代の表現である。

備考

「百家」の「百」は実数の百ではなく、多数の意。「争鳴」は互いに主張して論じ合うことをいう。単なる口げんかよりも、学問・思想・政策などについて多様な説が競い合う文脈で用いることが多い。

別表記

  • 百家爭鳴

補足

  • 「百家」はちょうど百の学派・人物を指すという誤解。ここでは「多数」の意である。
  • 「百花斉放」と混同しやすいが、「百家争鳴」は主に多様な学説・意見が論じ合うことを指す。
  • 「争鳴」を「争明」などと書くのは誤り。

例文

  • 新しい研究分野では、複数の学説が百家争鳴の状態にあり、結論はまだ出ていない。
  • AI規制をめぐる討論会では、研究者や企業関係者の意見が百家争鳴した。
  • 戦国時代の中国では、諸子百家が百家争鳴し、さまざまな思想が生み出された。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字