白水真人
読み方:はくすい しんじん
意味
白く澄んだ水のように、心が清らかで邪念や私欲のない人をいう。また、そのように純真で汚れのない人格・心境を表す。
由来
「白水」は白く澄みきった清らかな水、「真人」は道教で道を体得した理想的な人・真の人をいう語である。この二語を組み合わせ、清浄で無欲な人物をたとえた表現とされる。「真人」という語は戦国時代(紀元前4~3世紀ごろ)成立の『荘子』などに見えるが、「白水真人」四字としての成立時期や特定の典拠は明確ではない。
備考
日常会話ではまれで、人物評や文章語として用いる。「真人」はここでは道教における理想的人物を指し、単に「本物の人」という意味ではない。
別表記
- 白水眞人
例文
- 祖父は名誉や利益を求めず、近所では白水真人のような人だと敬われていた。
- 利害に左右されず弱い立場の人を助ける彼女の姿には、白水真人の趣がある。
- 作者は主人公を、俗世の欲望から距離を置く白水真人として描いた。