玩火自焚
読み方
がんか じふん
意味
火をもてあそべば自分が焼けるように、危険なことや悪い企てに軽々しく手を出した結果、その害が自分自身に返ってくること。自ら招いた災難・破滅をいう。
由来
中国の歴史書『春秋左氏伝』隠公四年(紀元前719年ごろ)の「兵は火のようなものであり、収めなければ自らを焼く」という趣旨の言葉が典拠とされる。「玩火自焚」は、この教訓を「火をもてあそべば自分を焼く」と四字にまとめた表現である。
分類・構成
備考
実際の火事だけでなく、悪事・危険な企て・無責任な行為が自分に災いを返す場合に、比喩として用いる。文章語・評論的な表現であり、日常会話では「自業自得」などがより一般的。
誤用・混同注意
- 「玩火自焼」と書くのは誤り。正しくは「玩火自焚」。
- 「がんかじふん」を「かんかじふん」と読まない。
例文
- 軽い気持ちで社内の機密情報を漏らせば、玩火自焚になりかねない。
- 相手を陥れようと流したうわさが自分の不正を暴くきっかけとなり、彼は玩火自焚の結果となった。
- 危険なデマの拡散は、発信者自身の信用を失う玩火自焚につながる。
類義語
対義語
- 用心堅固
- 慎重居士