物換星移
読み方
ぶっかん せいい
意味
世の中の物事が移り変わり、星の位置も変わるほど長い年月が過ぎていくこと。自然や社会、人の境遇などが、時の流れとともに変化していくさまを表す。
由来
中国・唐代(7世紀)の詩人、王勃(おうぼつ)が著した「滕王閣序(とうおうかくじょ)」の一節「物換星移幾度秋(物換わり星移りて、幾度か秋)」に由来する。景物が変わり、星も移るほど、幾年もの秋を経たという時間の推移を詠んだ表現である。
備考
主に文章語・漢文調の表現で、長い年月による変化を格調高く述べる際に用いる。「物換わり星移る」と訓読することもある。
例文
- この町も再開発が進み、物換星移を実感させる風景になった。
- 古い写真を見返すと、物換星移の歳月を経て家族の暮らしが大きく変わったことに気づく。
- 王朝の興亡をたどる展示は、物換星移という言葉を思わせる内容だった。