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片言隻句

読み方:へんげん せっく

意味

わずかな言葉や短い一句のこと。断片的に残された言葉、またはごく短い発言・文章をいう。「片言」は少しの言葉、「隻句」は一つの句を意味する。

由来

中国の正史『宋史』の「選挙志」に見られる「片言隻字」などの語を背景として成立した漢語表現とされる。「片」はわずか、「隻」は一つの意であり、短い言葉や一句を重ねて強調している。『宋史』は元代の1345年に編纂された。

備考

「片言」には幼児などのたどたどしい話し方という意味もあるが、「片言隻句」では主に「わずかな言葉・短い句」の意で用いる。文章語的な表現である。

補足

  • 「片言」を「かたこと」と読むのは誤りで、この熟語では「へんげん」と読む。
  • 「隻句」を「せきく」と読むのは誤りで、正しくは「せっく」。

例文

  • 古い日記に残された片言隻句から、当時の暮らしを推し量った。
  • 研究者は証言者の片言隻句も聞き漏らさず、記録にとどめた。
  • 彼の手紙の片言隻句には、故郷を思う気持ちがにじんでいる。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字