無事息災
読み方:ぶじ そくさい
意味
災難や事故、病気などがなく、平穏に暮らしていること。また、そのような状態が続くように願う言葉。「無事」は変わった出来事や問題がないこと、「息災」は災いが消え去ることをいう。年始のあいさつや祈願などで用いられる。
由来
「無事」と「息災」を重ねた語である。「無事」は本来、特別な事件・変事がないことを表し、「息災」は災いを息(や)める、すなわち災難がなくなることを表す仏教系の語である。日本では仏教の祈願や日常のあいさつの中で定着したと考えられるが、この四字熟語としての成立時期・初出年は明確ではない。
備考
祝い事、年始のあいさつ、神社仏閣での祈願文などでよく使う。「無病息災」は特に病気をしないことに重点があり、「無事息災」は事故・災難も含めた広い平穏を願う語である。
補足
- 「無病息災」と混同しやすいが、「無病息災」は病気をしないことに重点があり、「無事息災」は災難や事故も含めて無事であることを願う語。
- 「息災」を「即災」や「息才」と書くのは誤り。
例文
- 皆様の無事息災を心よりお祈り申し上げます。
- 初詣では、家族の無事息災と商売繁盛を祈願した。
- 離れて暮らす子どもの無事息災を、毎日願っている。
分類
類義語
対義語
- 多事多難
- 災難続き