沈毅寡言
読み方:ちんき かげん
意味
落ち着いていて意志が強く、必要以上に多くを語らないこと。また、そのような人をいう。「沈毅」は沈着で心が強いこと、「寡言」は口数が少ないこと。
由来
中国の歴史書『晋書』の「苻堅載記上」に見える語。前秦の君主・苻堅(4世紀)の人物評に、「沈毅寡言」として、沈着で決断力があり口数の少ない人物像を表したものとされる。『晋書』自体は唐代の648年ごろに編纂された。
備考
人の性格や態度を褒めて表す語。単に無口であるというだけでなく、沈着さ・意志の強さを伴う点に特徴がある。やや硬い文章語。
補足
- 「沈黙寡言」と混同しやすいが、こちらは「沈着で意志が強い」という意味を含む別の四字熟語である。
例文
- 彼は沈毅寡言な技術者で、会議では多くを語らないが、発言は常に要点を突いている。
- 沈毅寡言の父は、家族が困難に直面しても取り乱さず、静かに判断を下した。
- 指揮官は沈毅寡言な態度を崩さず、短い指示で部隊を安心させた。
分類
類義語
対義語
- 多言多語
- 口若懸河
- 喋喋不休