寡黙少言
読み方:かもく しょうげん
意味
口数が少なく、必要以上に話さないこと。また、そのような人や性格をいう。「寡黙」も「少言」も発言が少ない意であり、重ねることで、無口で控えめな様子を強調している。必ずしも話す能力がないという意味ではない。
由来
「寡黙」と「少言」という、ともに「話すことが少ない」を表す漢語を並べ、意味を強めた四字熟語である。特定の中国古典における一句を直接の典拠とすることや、成立した年代は明確ではなく、成立時期は未詳。日本語では主に人物の性質・態度を表す語として定着している。
備考
主に人物の性格や態度を表す。非難の語とは限らず、落ち着き・慎重さ・思慮深さを好意的に表す場合もある。「一言も話さない」という意味ではない。
別表記
- 寡默少言
誤用・混同注意
- 「一切話さない」という意味に限定するのは不正確。口数や発言が少ないことをいう。
例文
- 彼は寡黙少言だが、会議では要点を的確に述べる。
- 祖父は寡黙少言の人で、家族への思いやりを行動で示していた。
- 主人公の寡黙少言な性格が、物語に独特の緊張感を与えている。
分類
類義語
- 沈黙寡言
- 寡言少語
- 少言寡語
- 口数が少ない
対義語
- 多弁多舌
- 饒舌多弁
- 雄弁多弁