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水陸畢陳

読み方:すいりく ひっちん

意味

海・川など水中の産物と、山野など陸上の産物の珍味を、残らず食卓に並べること。転じて、非常にぜいたくで品数豊富な料理や宴席をいう。

由来

中国の正史『晋書』石崇伝に見える、西晋の豪族・石崇のきわめてぜいたくな生活や宴席の描写に由来する。「水陸」は水中・陸上の産物、「畢」はことごとく、「陳」は並べる意である。故事の背景は西晋(3世紀後半〜4世紀初め)で、『晋書』自体は唐代の648年に成立した。

備考

「水陸」は交通手段の水路・陸路ではなく、水中と陸上で採れる食材を指す。日常会話よりも、豪華な宴席を格調高く表現する文章語として用いられる。

誤用・混同注意

  • 「水陸必陳」と書くのは誤り。「畢」は『ことごとく・残らず』の意である。
  • 「水陸備陳」は一般に「水陸畢陳」の誤記・混同として扱われる。

例文

  • 祝賀会には水陸畢陳の料理が並び、出席者を驚かせた。
  • 来客をもてなすため、主人は水陸畢陳の宴を催した。
  • その料亭の正月料理は水陸畢陳で、山海の珍味を一度に味わえる。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字