死灰復燃
読み方:しかい ふくねん
意味
いったん衰えたり、消滅したかに見えたりした勢力・計画・議論などが、再び勢いを取り戻して盛んになること。火が消えた冷たい灰が、もう一度燃え出すという比喩である。
由来
中国・前漢時代(紀元前2世紀ごろ)の韓安国の故事に基づく。『史記』韓長孺列伝によれば、投獄中の韓安国を侮辱した役人に対し、韓安国は「死んだ灰が再び燃えないことがあるだろうか」と述べた。後に韓安国が出世したことから、衰えたものが再び盛り返す意で用いられるようになった。『史記』の成立は紀元前1世紀ごろ。
備考
人・組織・計画・論争などが再び勢いを得る場合に使う。消えた対立や悪習の再燃にも用いられるため、やや否定的な文脈で使われることも多い。
補足
- 灰そのものが復活することではなく、衰えた勢力・計画・議論などが再び盛んになることの比喩である。
例文
- 景気の回復を受け、休止されていた駅前再開発計画が死灰復燃した。
- いったん沈静化した対立が、SNS上の投稿をきっかけに死灰復燃するおそれがある。
- 新資料の発見によってその学説は死灰復燃し、研究者の間で再び議論が活発になった。
分類
類義語
対義語
- 一蹶不振
- 再起不能
- 灰燼に帰す