横眉怒目
読み方
おうび どもく
意味
眉をつり上げ、目を怒らせてにらむような、非常に怒った顔つき・様子。怒りを隠さず、険しい表情で相手に向かうことをいう。
由来
中国・清代の文康による白話小説「児女英雄伝」第二十一回に見える語とされる。作品は19世紀の清代に成立・刊行された。「横眉」は眉を横にして怒りを示すこと、「怒目」は目を見開いて怒らせることを表し、両者を重ねて激しい怒りの表情を描写した。
分類・構成
備考
主に文章語として用い、「横眉怒目の形相」「横眉怒目でにらむ」のようにいう。単に大声で怒ることではなく、怒りが顔つきや視線に表れている点を強調する語である。
誤用・混同注意
- 「横眉怒眼」とは書かない。正しくは「横眉怒目」。
- 「おうびどめ」とは読まない。正しくは「おうびどもく」。
例文
- 理不尽な判定に、監督は横眉怒目で審判に詰め寄った。
- 約束を破った部下を、彼女は横眉怒目の表情で見据えた。
- 不正が発覚すると、社長は横眉怒目となって詳しい説明を求めた。
類義語
- 怒髪衝天
- 瞋目切歯
- 赫然大怒