東山再起
読み方
とうざん さいき
意味
いったん失敗したり、社会的な地位や勢いを失ったりした人・組織が、再び世に出て活躍すること。「再起」には、挫折や退場の後にもう一度立ち上がるという意味がある。
由来
中国・東晋時代の政治家、謝安(しゃあん、320~385年)の故事に由来する。謝安は若い頃、会稽郡の東山(現在の中国・浙江省付近)に隠れて暮らしていたが、360年頃に政界へ復帰し、のちに国家的な危機で活躍した。この「東山から再び起つ」という逸話から、失意の後に再び活躍する意味で用いられるようになった。
備考
主に、人・企業・組織などが挫折や低迷から復活する場面で使う。単なる再開ではなく、以前の失敗や不遇を乗り越えて再び成功・活躍するという前向きな響きがある。
例文
- 一度は事業に失敗したが、彼は新会社を軌道に乗せ、見事に東山再起を果たした。
- 長期のけがで戦列を離れていた選手が復帰し、東山再起を目指して厳しい練習を続けている。
- この改革が成功すれば、低迷していた地域経済の東山再起につながるだろう。
類義語
対義語
- 一蹶不振
- 再起不能
- 失意落魄