来者不拒
読み方
らいしゃ ふきょ
意味
訪ねて来る人や仲間になろうとする人を、分け隔てなく受け入れ、拒まないこと。人の出入りや申し出を広く受け入れる寛大な態度をいう。しばしば「去る者は追わず」と対にして用いられる。
由来
中国の古典『孟子』尽心下に見える「往者は追わず、来者は拒まず」という趣旨の言葉に由来するとされる。孟子(紀元前4~3世紀ごろ)の思想を背景とし、去る人を無理に引き留めず、来る人を拒まないという開かれた態度を表す。
備考
人を広く受け入れる肯定的な意味で使われることが多い。ただし、無条件に受け入れて節度がないという批判的な文脈で用いられる場合もある。「去者不追」と対にした表現もよく見られる。
例文
- 彼は来者不拒の性格で、紹介された人ともすぐに打ち解ける。
- この研究会は来者不拒で、専門分野を問わず参加者を歓迎している。
- 店主は来者不拒の方針を掲げ、常連客にも観光客にも同じように接した。
類義語
- 来る者は拒まず
- 往者不追来者不拒
- 来者不拒去者不追
対義語
- 門前払い
- 排斥
- 拒絶