晨星落落
読み方:しんせい らくらく
意味
明け方の空に残っている星がまばらであるように、人・物・機会などが非常に少なく、散在していることのたとえ。「落落」は、物がまばらに離れて存在するさまをいう。
由来
「晨星」は夜明けごろに空に残って見える星、「落落」はまばらに散らばるさまを表す。中国の漢文語彙に由来し、この二語を重ねて、数がきわめて少ない状態を星の姿にたとえた表現である。単一の初出典および正確な成立年代は未詳。
備考
主に「数が非常に少ない」「仲間がほとんど残っていない」という文脈で用いる硬い表現。単に少ないというだけでなく、まばらに残るという趣を含む。
誤用・混同注意
- 「落落」を、同音の「楽々」と書くのは誤り。
- 「寥若晨星」と混同されることがあるが、こちらは「晨星落落」と表記する。
例文
- かつての同級生も今では晨星落落となり、連絡を取り合える者はわずかだ。
- この分野で古文書を正確に読める研究者は晨星落落である。
- 地方では深夜まで診療する医療機関が晨星落落で、受診先を探すのに苦労した。
分類
類義語
- 寥若晨星
- 鳳毛麟角
- 希少