春華秋実
読み方
しゅんか しゅうじつ
意味
春に花が咲き、秋に実がなること。自然の順調な営みをいう。転じて、学問や仕事などで、日頃の努力や準備が時を経て成果として実を結ぶことのたとえにも用いる。
由来
中国の歴史書『後漢書』第五倫伝にある「春発其華、秋収其实(春にその花を発し、秋にその実を収む)」という趣旨の文章に基づく故事成語である。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀ごろに編纂した史書で、後漢時代(1~3世紀)の事績を記す。
分類・構成
備考
本来は自然界の「春の花と秋の実」を表す語である。現在は、努力の過程と成果の関係を前向きにたとえる場合にも使う。標準的な表記は「春華秋実」である。
誤用・混同注意
- 「春花秋実」と書くのは一般に誤り。標準的な表記は「春華秋実」。
- 「しゅんかしゅうみ」ではなく、「しゅんかしゅうじつ」と読む。
例文
- 長年の研究が春華秋実となり、新しい治療法の開発につながった。
- 基礎練習を怠らなければ、努力はやがて春華秋実の時を迎える。
- この収穫祭は、農家が一年の春華秋実を感謝する行事でもある。
類義語
- 春耕秋収
- 開花結実
- 努力結実