新故代謝
読み方:しんこ たいしゃ
意味
新しいものが生まれ、古いものが退き、次々に入れ替わっていくこと。自然界・社会・文化などで、変化や更新が絶えず行われることをいう。生物の物質交代を指す「新陳代謝」と近いが、比喩的に新旧交代一般を表す場合が多い。
由来
「新」は新しいもの、「故」は古いもの、「代謝」は交替・入れ替わりを表す。「新しいものが古いものに代わる」という意味の漢語を組み合わせた語である。特定の古典の一句を直接の典拠とする故事成語としての初出は明確でなく、成立時期も未詳だが、日本語では近代以降、新旧の交替や社会の変化を表す語として用いられてきた。
備考
主に社会・歴史・文化などの新旧交代をいう。「新陳代謝」と意味が近いが、「新陳代謝」は生物学上の代謝を指す用法がより一般的である。
誤用・混同注意
- 「新古代謝」は誤記で、正しくは「新故代謝」。
- 「新陳代謝」と混同されやすいが、表記・語としては別である。
例文
- 社会は新故代謝を繰り返しながら発展していく。
- 技術分野では新故代謝が速く、数年前の製品でもすぐ旧式になる。
- 組織が活力を保つには、人材や発想の新故代謝が必要だ。