新婚燕爾
読み方:しんこん えんじ
意味
新婚の夫婦が、互いに愛し合い、非常に仲むつまじいことをいう。特に、結婚したばかりで夫婦の愛情が深く、親密である様子を表す。
由来
中国最古の詩歌集『詩経』の「邶風・谷風」にある「宴爾新昏、如兄如弟(新しく迎えた妻と、兄弟のように親しむ)」に基づく。「新昏」は「新婚」の古い表記で、「宴爾」は夫婦が親しみ楽しむこと。『詩経』はおおむね紀元前11世紀から紀元前6世紀ごろに成立した詩を収める。原詩では、夫が新妻を愛して先妻を顧みないことを嘆く文脈だが、日本語では主に新婚夫婦の仲のよさを表す語となった。
備考
主に文章語・祝辞などで用いる雅語的な表現。単に「新婚」であることではなく、夫婦仲が特に親密であることをいう。「燕」は「宴」とも書く。
別表記
- 新婚宴爾
補足
- 「燕爾」を「えんに」と読まない。正しくは「えんじ」。
- 「燕」を「演」などと書き誤らない。
例文
- 二人は新婚燕爾の時期を過ごし、休日にはいつも連れ立って出かけている。
- 新婚燕爾の夫妻を見て、祖父母も安心したようにほほえんだ。
- 結婚式の祝辞では、末永く新婚燕爾のごとく仲よく暮らしてほしいと述べられた。
分類
類義語
対義語
- 琴瑟不調
- 夫婦不和
- 夫婦離別