揚眉吐気
読み方:ようび とき
意味
眉を上げ、胸中の気を吐き出すという意から、長く抱いていた不満・屈辱・恨みなどが晴れ、晴れ晴れとした得意な気持ちになること。また、成功して意気が上がること。
由来
中国・唐代の詩人李白が、荊州の長官であった韓朝宗に自分を登用するよう願い出た文章「与韓荊州書」にある「不使白揚眉吐気、激昂青雲耶」に基づく。成立は唐の玄宗・開元年間、8世紀前半(730年代ごろ)とされる。李白が才能を認められて大いに気を吐きたいという心情を述べた表現が、後に四字熟語として定着した。
備考
単に喜ぶ場合よりも、屈辱・不遇・不満などを晴らして誇らしい気持ちになる場面で用いる、やや文章語的な表現である。「吐息」と書かないよう注意する。
別表記
- 揚眉吐氣
誤用・混同注意
- 「揚眉吐息」は誤り。正しくは「揚眉吐気」であり、「気」は胸中の気・息を吐き出す意である。
- 「ようまゆとき」などとは読まず、読みは「ようびとき」。
例文
- 長年かけて冤罪が晴れた彼は、ようやく揚眉吐気の思いで法廷を後にした。
- チームは宿敵を破って優勝し、選手たちは揚眉吐気の表情を見せた。
- 研究成果が国際的に認められたことは、苦労を重ねてきた彼女にとって揚眉吐気の機会となった。