打成一片
読み方
だせい いっぺん
意味
多くの人や複数の組織・要素が、隔たりや対立をなくして一つにまとまり、同じ目的や考えのもとで行動すること。もとは別々だったものが、完全に一体となるという意味で用いる。
由来
中国・宋代の儒学者、朱熹(1130~1200)の語録『朱子語類』に見える表現とされる。もともとは、別々のものを打ち合わせて一つのかたまりにする意から、事柄や人々が完全に一体化することを表した。日本には漢文・漢語として伝わり、特に組織・大衆・思想などの結び付きをいう語として用いられる。
備考
「打成一片となる」「打成一片にする」の形で用いることが多い、やや硬い漢語表現。単に仲がよいことよりも、目的・思想・行動を一つにして結束することを強調する。
例文
- 地域住民と行政が打成一片となって、防災計画の見直しに取り組んだ。
- 困難な局面では、部署の違いを越えて社員が打成一片となることが重要だ。
- 選手、監督、応援団が打成一片となったことで、チームは最後まで戦い抜くことができた。